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カミングアウト①(父方の祖父母へ)

2010.11.22 18:49|カミングアウト
しゅんたろうは、既に1歳の頃から
今後も発達の様子を見ていきましょう…
と言われる“気になる子”だった。

2歳に入り、すぐに高機能広汎性発達障害と診断された。

大変な事になったと思った。

障害のある子の将来が、全く想像できなかった。
不安ばかりが、どんどん膨れ上がる一方で
“障害なんかに負けない!私がこの子をなんとか育ててみせる!”
と、なんの根拠もない自信が不思議とあった。


図書館で、発達障害に関する本を読みあさり
ネットで情報を調べ、ある疑問が浮かぶようになった。


間違いじゃないのか??


しゅんたろうは、手のかかる子供ではあったが
よく笑ったし、言葉も遅いと心配していたが
喋り始めると、次々と色々な言葉が飛び出した。
マイペースではあったが、お友達と楽しく遊ぶ姿もあった。


絶対間違いだ!と思ったり、
ミニカーや色々な物をひたすら並べる我が子を見て
やっぱり…と思ったり(笑)
日々、頭の中が忙しかった。


それでも、少しずつ受容できてきた頃…
父方の祖父母へ伝えるべきか…
という問題について、夫婦で何度か話し合った。

祖父母からすると、カワイイ可愛い初孫で
自分達の孫に障害があるなんて
夢にも思っていないだろう。

それどころか、少しばかり顔の整っていたしゅんたろう(親バカ・笑)を
この子は頭が良さそう(じじバカ・笑)だとか、
イケメン(ばばバカ・笑)だとか、
もう将来への期待と夢で、会うたび会うたび
それはそれは大変だった(笑)

でも…

心配な事があった。

度が過ぎる、甘やかしがあった。
(↑孫は特別可愛いのは承知だけど…)
しゅんたろうが欲しいと言うと
スーパーで、なんでもかんでも買っている。
1つ、2つ、3つ………
スーパーから帰ってきた袋を見ると
祖父母の買い与えたお菓子やらジュースやらが
7つ入っていた。

……

同じ県内に住んでいて、度々顔を合わすので
障害について知っておいてもらったほうがいい。

まるで、しゅんたろうの家来のような祖父母。

このままでは、大変な事になる。
しゅんたろうの要求が膨れ上がるのは
簡単に想像できたし、その時に
言いなりになってしまいそうな祖母…

そして、わがままな子と
勘違いされがちな、障害の特性も
知っていてほしかった。

この先、祖父母の家に泊まったり
親のいない時間を一緒に過ごす事も
多いだろう。

ずっと、黙っている訳にはいかなかった。


そして…


しゅんたろうが3歳の頃…


祖父母にカミングアウトした…



とにかく、信じられない。
そんな訳がない。
どっからどう見ても、普通の子だ!!


衝撃と、興奮と、悲しみで混乱しているようだった。

無理もない…

しゅんたろうは、親から見ても
発達障害児には見えなかった。

実際、しゅんたろうの父親も、3歳までは
普通に見えるけどなあ…と
半信半疑だった。


でも…


障害があるのは事実で、そうなると
やはり近い存在である2人には
理解してほしかった。


何時間話をしただろう…
本当に、残酷な時間だったと思う。


最終的には、理解できないかもしれないが
発達障害があるって事は頭の片隅にとめておいて欲しい。
そう伝えた。

特別支援学級に入る可能性も考えられたし
その時まで黙っている事は、やはりできないと思った。

そして、私達のしつけ、子育てに理解してほしい。
理解できなくても、見守っていて欲しい…

そして、度が過ぎる甘やかし(苦笑)はやめて欲しい…
そんな事を、しゅんたろう父と私が伝えた。



カミングアウト、その後…

1年ぐらいは、否定的だった。
「どう見ても、普通にしか見えない。」
「我が子をそんなふうに言うものでない」と言われた。

2年経つと、祖母の職場に同じ障害のお子さんを持つ方がいるようで
そのお子さんと同じ爪かみや、表情(チックからくる)があり、
「そうなんだろうか…」と変化が見られた。
でも…
やはり祖母も日々悩んでいたようだった。

そして…
そのうち、しゅんたろうの衝動や暴言が激しくなり
しゅんたろうが親戚の集まりに顔を出すと
必ずと言っていいぐらい“何か”が起こった。
そのたびに、祖父母は相当辛い思いをしたと思う。

そして、今…
特別支援学級に在籍する、現在のしゅんたろうを見て
とにかく学校に行っていることを喜んでくれるようになった。



伝えるべきかどうか悩んだけれど
今は、伝えておいて良かったと思える。
祖父母にとっては、特に祖父にとっては
昔の人なので、未だ受容まではいってないと思う。
多分、祖母も、まだ半信半疑だろう…

それでも、しゅんたろうの事を、大事にしてくれる。
落ち着いたと褒めてくれる。
祖父母なりに、可愛がってくれる。
しゅんたろうのしつけがなってないと思っているのを
黙っていてくれる(笑)
時々かんしゃくを起こす、しゅんたろうを見て
「はるかさんも大変だ…」と言ってくれる(笑)
しゅんたろうの障害の事で
なくてもいいぶつかり合いもあったし、
傷つけ傷つけられた事もあった。

それでも…
伝えて良かったと、今は思える。

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